ご挨拶・プロフィール

弁護士として１０年近く日々執務する中で、常に気を配ってきたのは依頼者の方々にとって本当に納得のいく解決は何かということです。事件にはそれぞれの特徴があり、裁判等に勝ちさえすれば依頼者の方々にとって真に納得のいく解決になるかというと必ずしもそうではありません。
　依頼者の方々は弁護士に依頼しなくてはならなくなるほどの重大な紛争を抱えて来所されるのですから、それを真に解決して次の一歩を踏み出していただくためには、とにかく依頼者の方々と十分にコミュニケーションをとり、何を求めておられるのかを理解するよう努めることが最も重要であると感じています。
　品川駅は新幹線の停車駅であり、近年は羽田空港のハブ空港化や２０２７年の開業を目指すリニア中央新幹線の始発駅となることによる利用の増加が予想されるなど、これまで以上にビジネス・交通の拠点として日々発展を遂げています。中でも品川駅周辺、特に海側の港南地区は目に見えて変化をしています。
　どんな土地にも人の集まるところには医師が必要であり、同様に社会生活上の医師と呼ばれる弁護士も必要になると思われます。
　当事務所は、この地に暮らす私がこの地に根ざし、この地に暮らす方々やこの地で働かれる方々と十分なコミュニケーションをとって主治医のような存在になり、地域の皆様のお力に少しでもなれればと思い、設立しました。
　この街とともに法律家として日々成長していきたいというのが事務所開設当初からの当事務所の考えです。
　どうぞよろしくお願いいたします。

弁護士：林　俊孝（はやし　としたか）

　　　　　　　　　　　　　　　　

司法修習（旧６１期）、IT企業内弁護士、石川英夫法律事務所（千葉県弁護士会）、西中・宮下法律事務所（東京弁護士会）を経て、平成２２年１１月２２日、品川CS法律事務所を設立。平成２６年９月に法人化し、その後平成３１年に業務を品川に集中するとともに医療法務を中心とする観点から、法人組織を解散し再度品川CS法律事務所となり現在に至る。

いわゆる主に医療機関側での医療訴訟などで直接的に医療をめぐるトラブルをあつかうこともありますが、それだけではなく、「一般社団法人日本先進医療医師会」の理事も務めさせていただくなど、今後の医療制度のあり方を含め、より安全でトラブルの少ない医療の実現を法律の面からサポートできるように日々活動しています。

最近では、これからの医療の重要な分野である再生医療についても、再生医療等の安全性の確保等に関する法律に基づき設置された「認定再生医療等委員会」の委員を勤めることで関わらせていただいています。

また、２０１８年度日本美容外科学会（JSAS）で講演をさせていただくなど、医療機関や医師の陥りやすいトラブルや最新の法改正情報などを紹介し、円滑な医療制度に少しでも資するように心がけております。 医療機関の皆様の側に立ちながら、患者の皆様と医療機関のより良い関係づくりの橋渡し役となり、日本の医療が更なる発展をしていけるように、これからも積極的に活動していきたいと考えています。

倉田　就介　（東京弁護士会所属　登録番号46014）